フリーランス・個人事業主 取得価格30万円未満は「少額減価償却資産の特例」で節税を! マネーフォワードでの仕訳も解説

節税に効果的! 少額減価償却資産の特例を活用しよう

ライティングコンサルタント/ライター事務所「ツムギヤ」のアキラ(@510tsumugiya)です。

個人的に、フリーランス・個人事業主が生き抜くには節税の知識が不可欠だと考えています。

節税の観点から、経費計上や減価償却などの会計処理を上手に使っていくことはとても有効ですが、フリーランス・個人事業主にぜひ活用してほしいのが「少額減価償却資産の特例」

今回は、この特例の概要や、フリーランス・個人事業主に広く普及していて僕も利用しているクライド会計サービス「マネーフォワード(MF)」での仕訳方法を解説したいと思います。

「少額減価償却資産の特例」とは取得価格が10万円~30万円未満であれば即時償却できる制度

「少額減価償却資産の特例」とは、一言でいうと、年間300万円を上限に、取得金額が10万円以上30万円未満であれば即時償却できる制度です。

即時償却とは、資産となるモノを購入した年に全額経費として計上することです。

見落としてはいけないのは、あくまでも「特例」なので、ずっと活用できる保証がないこと。使えるうちに活用するのが得策です。

とは言っても何度も適用期間が延長されてきた制度で、令和2年度税制改正大綱でも制度を2年間延長することを決定。少なくとも2022年3月末までに購入したモノが対象となります。

対象となる事業者ですが、個人事業主の場合は、青色申告をしていることが条件となります。白色申告者は対象外なので、ご注意ください。

即時償却のメリットは、利益が多く出た年に税金を少なくできること

では、即時償却のメリットは何なのでしょう?

減価償却資産は本来、決められた耐用年数に沿って、複数年に分割して費用計上しなければいけないルールがあります。

複数年に分割する費用計上を、ある年に一括して行うことができれば、例えば業績好調な年であれば経費をより多く積み上げて利益を圧縮することが可能となり、結果的に支払う税金を少なくできるメリットがあります。

逆に考えると、業績不調であまり利益が出なかった年は、少額減価償却資産の特例を利用せず通常の耐用年数で複数年にわたり減価償却した方が有利になるケースもあります。

つまり、何でもかんでも少額減価償却資産の特例を活用した方が得だ、という訳ではないということ。この点は必ず理解しておきましょう。

クラウド会計ソフトのススメ

クラウド会計ソフト「マネーフォワード(MF)」を利用した少額減価償却資産の仕分け例を解説する前に、クラウド会計ソフトの利便性の高さをご紹介したいと思います。

クラウド会計ソフトとは、インターネット上で会計処理を行うソフトのことです。

「クラウド」というのは、インターネットを通じてサーバにアクセスし、そこにインストールされているソフトを利用してデータなどを管理するシステムを指します。昔のようにパソコンにソフトをインストール必要がなく、インターネットに接続できる環境であれば、どこでも使えるというメリットがあります。

フリーランス・個人事業主にとって、今やクラウド会計ソフトは必要不可欠なツールになっていると思います。

僕も数字は得意ではなく、起業したときは「確定申告など、どうすればいいんだろう」と不安に思っていました。

そこで利用したのが「マネーフォワード(MF)確定申告」というクラウド会計サービス。

フリーランス・個人事業主 節税効果抜群! 確定申告は青色申告で でもご紹介しましたが、クラウド会計ソフトにはマネーフォワードのほか、freee(フリー)、弥生会計といったサービスが有名どころ。事務効率が飛躍的に高まるので、ぜひ導入を検討してみてください。

マネーフォワード(MF)を活用した少額減価償却資産の仕分け例

それでは、さっそくマネーフォワード(MF)を活用した少額減価償却資産の仕分け方法を解説したいと思います。

「マネーフォワード クラウド確定申告(FAQ)」のサンプルが分かりやすいので、画像などを活用したいと思います。

例)冷蔵庫を250,000円で購入し、少額減価償却資産の特例で計上する場合

まず仕訳登録ですが、通常の減価償却費と同様に、借方は資産の種類ごとの勘定科目を選択します。

今回は冷蔵庫なので「機械装置」を選択。

上記の仕訳登録と併せ、必要なのが固定資産台帳への登録です。

勘定科目や資産の名前、取得価格、取得日などを順次記入すればいいだけですが、ポイントは「償却方法」で「即時償却」を選択することと、一番下の青色申告書の摘要欄に「措法28の2」と記載することです。

簡単ですよね?

クラウド会計ソフトを使わないと少しややこしくなるので、やはりクラウドの活用をおススメです。

まとめ

最後に「少額減価償却資産の特例」を活用するメリットを振り返ると、

・利益が多く出た年に、特例を活用して備品を購入することで利益を圧縮し、結果的に節税できる

ということです。

節税をめぐっては、今回の特例に限らず「知っていたもの勝ち」というものがたくさんあります。

このブログを読んでいただいたフリーランス・個人事業主の方には、この特例だけでなく、利用できる節税制度はぜひ積極的に活用していただきたいと思います!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です