ライティングの基本 いい文章を書くには、いい文章をたくさん読もう

ネット上に「文章の書き方の基本」情報はあふれていますが……

ライター事務所「つむぎや」のアキラ(@510tsumugiya)です。

クラウドワーキングの広がりに伴い、Webライターなどとしてライティング業に挑戦する人が増えています。

「文章を書くこと」は誰にでもできる。

そんなイメージもありライターを始めたけれど、なかなか分かりやすい文章を書けず悩んでいる人も多いようです。

僕も「文章の書き方を教えてほしい」と聞かれる機会が結構あります。

ネットで調べれば「文章の書き方」を紹介するサイトはあふれていますよね。

「読者目線で!」「一文は短く」「同じ表現を繰り返すな」「専門用語はダメ」「ですます調 である調を混ぜるな」……。

どれも同じような内容です。

これらの内容は決して間違っておらず、知っていた方がいいものばかり。

ですが、こんなノウハウをいくら学んでも、文章はうまくなりません。

これらは、文章を書く際の最低限度のマナーみたいなもので、本質的な文章力とは関係ありません。

いい文章を書く以前の段階の話です。

では、どうすればいいでしょうか?

文章が上手くなるコツ 良質な文章をたくさん読むことが一番の近道

結論から言うと、文書力を身に着ける唯一の方法は、とにかく文章をたくさん読むことに尽きます。

それも、いい文章に触れることが大切だと思います。

筋トレしないと筋肉がつかないように、文章を読まないと文章力はつきません。

たくさん文章を読んでいると、いろいろな「気付き」があります。

「この文章、読みにくいな」「この表現、分かりやすい!」「出典がきちんと書いてあって説得力がある」……。

これら「気付き」が、血となり肉となって身についていきます。それが文章力になると考えます。

シンプルに考えてください。

そもそも、普段から文章を読んでいないのに、文章が上手くなるわけがないですよね?

「とにかく書きまくれ」は危険!

よくある誤解が「文章がうまくなるには、とにかく書きまくるしかない!」という考え。

これは、とても危険です。

「何がいい文章なのか」を理解しないまま書きまくっても「変な癖」がついてしまうだけです。

スポーツでも、きちんと基礎を学ばないまま我流で練習していたために、修復不可能なくらい変な癖が身についてしまう人がいますよね。

箸の持ち方が苦手な人もそうでしょう。小さいころ、きちんと教えてもらっていればよかった。

いい文章を理解しないまま単に書きまくっても「独自性あふれる、独りよがりな文章を書くスピードが上がる」だけです。

このような人は、たくさんいそうです。

SNSなどで毎日のように文章は書いているんですが、いつまでたっても上手になりません。

ブログや日記であれば問題ないでしょう。誰にも迷惑はかけません。

ですが、副業でも何でも、原稿料をもらうとなれば「俺はこんな書き方だから」ではすみませんよね。

遠回りなようですが、文章力を身に着けるには、やはりいい文章に触れる機会を増やすしかないでしょう。

楽な道はありません。

文章力 一度身に着けると財産になる

他界した僕の母は若いころから難病だったため、趣味といえば読書ぐらいしかありませんでした。

そのせいで、実家には本がたくさんありました。

子どものころ、とにかく家にあった本を片っ端から読んだ記憶があります。

とりわけ江戸川乱歩や横溝正史には夢中になりました。

大学生のころは、大好きな藤沢周平や山本周五郎の本をすべて読みました。

すばらしい表現や言葉を見つけてはノートに書き写すようになったのは、このころです。この習慣は、20年以上たった今も続いています。

長い文章との付き合いがあり、僕なりに「いい文章はこんな感じだろう」という感覚をつかんだ気がします。

やっぱり、ノウハウだけで文章は上達しないと思います。

本気で「ライティングに携わっていきたい」と考えている方は、書くのと同じくらい読むことにも時間を割いてほしいです。

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