こだわりの手作りエギでアオリイカ 五島列島・釣り日誌

ライター事務所「つむぎや」のアキラ(@510tsumugiya)です。

僕が移住した長崎県・五島列島で、地元の方の家や作業場などにお邪魔すると、ときどき見かけるものがあります。

壁のちょっと出っ張った部分に引っ掛けてあったり、ロープに引っ掛け逆さまにぶら下がっていたり。

ちょっとした装飾品扱い。

釣りをする人であれば、一目で何かわかります。

それが、こちらの写真です。

昔は手作りだったエギ 

そうです。イカ釣り用のエギです!

ですが、よく見ると手作りなんですね。ハンドメイドエギ。これが、よくできているんです。

木材を一から削ったボディ。塗料もきれいです。

腰(?)のあたりにはラメも入っていて、活性が低いイカへのアピール度も抜群!

ちょっと見えにくいですが、目のそばに腕(?)に見立てた動物の毛のようなものが埋め込んであります。

なんだか間の抜けた表情も、妙に味わい深い。

目は必要なのでしょうか……。でもあった方が素敵です!

いろいろ種類はあるようなんですが、地元の方よると、この手作りエギは船に乗って引いて使うもようです。

昔は、エギなど売っていなかったので、自分で作っていたんですね。

かっこいいです。

エギの手作りキットも販売されてはいるが……

実は、手作りエギ用のキットも販売されていて、それを使えば比較的簡単にオリジナルエギを作れます。

これは胴体の部分ですが、オモリや針、胴体部分に張り付ける模様の入った布などもあります。

思い通りのエギを作れるって、魅力的ですよね。それで沢山釣ることができれば大満足でしょう。

ですが、やっぱり木材を一から削り出して作られたエギは、また特別です。

市販の安価なエギもたくさん販売されていますが、島の年配の方の中には、趣味を兼ねて一から手作りしている人がいます。

本物の車エビのような形をしていたり、市販品顔負けの見事なペイントが施された逸品も。

やはり、ハンドメイドには、ハンドメイド独特の風合いがありますよね。

卑しい僕は「島のお土産として販売すれば、少々高くてもも飛ぶように売れるはず!」と、いつも思ってしまいます……。

五島の漁業の歴史を伝える貴重な漁具

味がいいことで知られるアオリイカは、五島を代表する海の幸の一つ。長年、島民の食生活を支える一助となってきました。

漁に使われた手作りエギは、島の漁業の歴史を後世に伝える貴重な漁具ですが、今では作り手がほとんどいません。

五島の手作りエギの文化がなくならないよう、何かできることはないかなと思います。

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