文章を書くとき心がけていることは? 道標となる井上ひさしの言葉

ライティング 何を重視する

ライター事務所「つむぎや」のアキラ(@510tsumugiya)です。

みなさん、文章を書くとき、どんなことを大切にしていますか?

ひと口に文章と言っても、いろいろなカタチがあって一概に「これを重視する」とは言いにくいですよね。

小説のように自由にペンを走らせるものもありますし、クライアントがいればその要望に沿った制約の多い文章となるでしょう。

ですが「書く人」として、根っこのところで「こんな文章が好き」「こんな風には書きたくない」という思いは必ずあると思います。

参考になるか分りませんが、今回は文章を書く際、僕が大切にしてることを紹介させてください。

井上ひさしさんの言葉です。

「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、……」

「むずかしいことをやさしく、

 やさしいことをふかく、

 ふかいことをおもしろく、

 おもしろいことをまじめに、

 まじめなことをゆかいに、

 そしてゆかいなことはあくまでゆかいに」

 

井上ひさしさんが主宰していた劇団「こまつ座」の公演雑誌(パンフレット)「the座」に記載がある言葉のようです。

ちょっと調べたところ、誰かが問い合わせたのでしょう、国立国会図書館の「レファレンス事例詳細」に記録がありました。

記録には「the座」(1989.9 14号)の前口上に「劇場の構想を練っていた時の回想とともに『むずかしいことをやさしく、……という呪文のように長い標語をこしらえたのも、そのころのことでした』という記載があります」と書いてありました。

文章の書き方ではなく、演劇を想定した言葉のようですが、僕は文章を書くときの道標としてきました。

あらゆるものに通じる言葉

子供でも理解できる分かりやすい単語ばかり使われていますが、とても深い言葉ですよね。

難しいことを難しく書くのは、だれにでもできます。

やさしいと思われているものほど、実は奥行きがありますよね。

深い話は、えてして門外漢を排除しがち。

おもしろいことを、ただ「あーおもしろかった」で終わらせてはもったいない。

まじめなことにこそ、楽しむ心が必要。

楽しめるものは、とことん楽しもう!

幅広い分野で活躍した大作家の言葉を僕が論評するのもおこがましいですが、読めば読むほど、あらゆる物事に通じる言葉だな、と思います。

どんな文章を書こうか迷ったとき、これからもこの言葉を思い出していきたいと思います。


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文章を書くとき心がけていることは? 道標となる井上ひさしの言葉” に対して1件のコメントがあります。

  1. カズーイ より:

    簡単にwebライターやろうと考えて始めた訳ではないのですが、最近とても悩む事があったのですが、井上ひさしさんの言葉を拝見して、この言葉が書けるようになったら本当のライターになれるかもと感じました。

    ツムギヤさんの生活、憧れです。旅行で遊びに行けるように頑張りますw

    1. 管理人 より:

      カズーイさん、コメントありがとうございます。井上ひさしさんが言うような、すてきな文章を書きたいですね。
      僕も、まだまだこれからという立場なので、一緒に頑張りましょう! 島で一緒においしい魚を食べたいですね。
      ご活躍を祈っています。

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