フリーランス必見 面識のない相手からアポを取り受注にまでつなげる秘策

フリーランスは苦労が多い?

ライター事務所「つむぎや」のアキラ(@510tsumugiya)です。

フリーランス・個人事業主の方にうかがいます。

まったく面識のない相手から、面会などのアポを取るのに苦労していませんか?

さらに、その相手から仕事をもらうなんて、どうすればいいのか……。そう思っていませんか?

フリーランスは「うさんくさい」と思われている?

例えばフリーライターが取材する際、クライアントによっては編集者などが間に入って取材の日程やアポ取り、段取りまで整えてくれることがあります。

ですが、自分で取材対象を探し、自分でアポを入れて取材・執筆しないといけないケースも多いですよね。

そんなとき、どうしていますか?

取材対象にいきなり電話して「えー、はじめましてー、フリーランスでライターをしているものですが……」と切り出し、100%アポを取れる自信ありますか?

あなたが電話を受けた側だったとしたら、どうでしょうか。まず「だれだよ、こいつ」ですよね……。

ただでさえ、うさんくさいと思われがちなフリーランス。

独立したての時期などは、特に苦労が絶えないでしょう。

ところが、面識のない相手でも、高い確率で相手に会える方法があります。

ちなみに僕は失敗したことがありません。個人的には必勝法です。

さらに、この方法で面会したことが大きな案件の受注につながったケースも多いです。

とりわけフリーランスとして生きていくのであれば必ず役に立つテクニック。ぜひ紹介させてください。

肩書がなく「何者」でもない自分 まず何と名乗りますか?

僕は以前、新聞記者をしていました。その時は、人に会う作業はそれほど難しくありませんでした。

「〇〇新聞の●●といいますが、取材のお願いでお電話させていただきました」と伝えれば、取材内容さえ問題が無ければアポは取れました。

今思えば、簡単にアポが取れたのは「記者」という肩書があったからです。

身元や記事を載せる媒体がはっきりしている、ということが相手に安心感を与えていたのでしょう。

ところが会社を辞め、フリーライターとして取材対象からアポをとろうとして、ふと思いました。

何て名乗ろう? どうやってアポを取ればいいんだろう? と。

知り合いを頼る、直接アタック……必勝法以外に試したもの

自分なりに考え、最初はいろいろな方法を試してみました

知り合いを頼る

オーソドックスですが、可能であれば最も効果的ですね。

知り合いを通じて取材対象に自分のことを伝えてもらい、その後に連絡を取るパターンです。

高い確率で、アポぐらいは取れるでしょう。

ですが、自分と相手に共通の知り合いがいることが大前提となります。

世の中そんなに狭くはない。なかなかハードルが高く、頻繁に使える手段ではないです。

いきなりメールまたは電話で連絡

中央突破を図る手法です。

あやしいと思われようが何だろうが、あたって砕けろの精神でまずはコンタクトを取る。

ですが、ハードルは高いです。

メールはまだいいかも知れませんが、いきなりの電話は嫌がる人がたくさんいますね。

アポを取る段階で、相手の機嫌を損ねてしまうのは得策ではありません。もしかしたら、その相手が、仕事をもらう上でキーマンかもしれないからです。

メールも電話も、できれば避けたい手法ですが、この手法しかないときは仕方ないかもしれません。

ポイントは、自分が怪しいものではないということを理解してもらうことですが、自分で言っても信じてもらえませんよね。

やはり誰かの紹介ぐらいほしいです。

個人的必勝法 それは「手書きの手紙を書く」こと

さて、そこで僕の必勝法です。

それは、すばり相手に手書きの手紙を書くことです。

「なんだ、そんなことか。よくある話じゃないか」と思った人もいるでしょう。声が聞こえてきそうです。

確かに、よくそんな風に言われます。ですが、そんな時には、こう聞き返しています。

「では、あなたは実際に、仕事をしたい相手に手紙を書いたことがありますか」と。

たいていの場合、答えはノーです。

「いい手段だとは思うれど、やったことはない」と「やったことがある」は大違い。

「1と2は大差ないが、0と1は大違い」。僕が好きな言葉です。

手紙といっても、ただ漫然と書くのは効果がありません。僕が実践しているポイントを紹介します。

必ず手書きで! ワープロ打ちは厳禁

最近、手書きの手紙をもらいましたか?

年賀状に一言書くぐらいならあるかもしれません。

普通の人であれば、封筒に入った手書きの手紙をもらった経験など人生を振り返ってもほとんどないと思います。

だから書くわけです。

自分に置き換えてみましょう。

丁寧な手書きの手紙をもらって無視できますか? 読まなかったことにして放置しておけますか?

普通の神経の持ち主ならできません

だから書くわけです。

手紙を書くのは、とても時間がかかります。特に書き慣れていない人は苦労するでしょう。

簡単な漢字も思い出せず、あぜんとすることもあります。敬語の類もぐちゃぐちゃになりがちです。

僕は何を書くか考え、下書きしてから手書きで清書していますが、1時間程度では書き上げられません。結構、大変です。

あれこれ内容を考えているうちに半日ぐらいつぶれることもあります。でも、めげないでください。

パソコンで打ってプリンターで印刷したようなものは、絶対にダメです。それでは意味がありません。

必ず手書きで熱意を伝えましょう。

ペライチは厳禁 便箋3枚は書こう 

手紙を書くまではいいですが、便箋1枚がペラっと届いても、事務的な感じがぬぐえません。

びっしりと便箋3枚ぐらい書けば、ぐっと重みが増して相手に深い印象を与えることができます。

取材の趣旨、なぜあなたに会いたいのか、自己紹介、自分の実績……などを書いていけば、3枚ぐらいあっという間です。足りないぐらいでしょう。

ですが、あまりダラダラと長すぎるのもよくないので簡潔に。

もしあなたがライターならば、ダラダラ文は致命的ですよ!

字が下手でも丁寧に書けば思いは伝わる

「いや、おれ字が下手だから手書きはちょっと……」という人もいるかもしれません。

ここで書く手紙は、ペン字コンテストに出す訳ではありません。字のうまい下手は問題ではないんです。

僕は、むしろ字が下手な方がチャンスだと思っています

というのは、字が下手でも丁寧に書いた手紙は、達筆な人より相手に思いが伝わりやすいように感じるからです。

手書きの手紙を書くのは、内容よりも「あなたにどうしても会いたいので、礼を尽くしてお願いさせていただきます」という精一杯の誠意を相手に伝えるためです。

丁寧に書いた字というのは、見れば分かるもの。字のうまいヘタは別。それだけで相手を感動させることもできます。

くれぐれも、面倒くさくなってしまい書きなぐらないように!

手紙作戦 ぜひ試してください

実は、手紙を書いてアポを取る、という方法は、ノンフィクション作家で探検家の角幡唯介さんから聞きました。

角幡さんは元朝日新聞記者。社は違いますが昔、同じ地域で同じ担当をしていたことがあります。

角幡さんは僕より先に新聞社を辞め、世界を探検したり本を書いたりするうちに、本が賞を取るなどして有名になりましたが、まだ世間にまったく名が知られていないころ話をしたことがありました。

角「いま、取材をして本書いたりしてるんです」
僕「取材するとき知らない人からアポ取るの大変でしょ? どうやってるの? 元朝日新聞記者です、って言ってるの?」
角「違います。手紙を書くんですよ、取材させてくれって」

確か、こんなやり取りだったと思います。

僕も会社を辞め肩書を失い、いざライターとして取材する必要が出てきたとき、ふとこのときのやり取りが頭によみがえりました。

おかげでとても助かっています。かなり会うのが難しそうな人にも会えたことがあります。

手紙を書いて人とつながるという手法は、フリーランスの方であればいろいろな場面で応用できる技だと思います。

一度も手紙を書いたことがない人は、ぜひ一度挑戦してみてください。

きっと、いい結果をもたらすと思います!


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