プレスリリースは「書き方」など重要ではない 広報必読 メディアに取り上げられる技

プレスリリースをめぐる誤解

Zeitung Financial Times / newspaper financial times

ライター事務所「ツムギヤ」のアキラ(@510tsumugiya)です。

僕は以前、新聞記者を17年以上していました。その間、数えきれないくらいのプレスリリースに目を通す機会があって、毎日、記事にするかしないかの判断に追われていました。

ある時、民間大手企業の広報担当者から「プレスリリースを分かりやすく作っているのに、記事にしてもらう機会が少なくて悩んでいる。プレスリリースをどう書けばいいのか」という相談を受けたことがあります。

そのとき、こんな大手企業の広報担当でさえ、誤った認識を持っているんだな、と感じた記憶があります。

プレスリリース 大切なのは「書き方」ではない

例えば、インターネットで「プレスリリース 書き方」と検索すると、たくさんのサイトが見つかります。

内容は、どれも似たりよったり。

「タイトルが重要」「要点を簡潔に」「5W1Hを意識して」「結論を先に書こう」――。これらのよくあるアドバイスはもっともで、その通りです。

ですが、これらは最低限度のマナーみたいなもの。

実際問題、プレスリリースの「書き方」は、どうでもいいです。

「書き方」がマスコミに取り上げてもらう決定打になることなどありません。

例えば、仮に次のようなプレスリリースが発表されたとします。

【プレスリリース】アキラ自動車株式会社 

 アキラ自動車は来春、世界で初めて空飛ぶ自動車を発売します。

内容は、この2行だけ。一般的な「プレスリリースの書き方」で必要とされている情報はまったく記載されていません。

アキラ自動車が国を代表するような大企業だと過程して、では、このプレスリリースは記事にしてもらえないでしょうか?

いえ、絶対記事になりますよね。

それは、内容にニュース性があるからです。

プレスリリースは発表する中身で勝負

「空飛ぶ車」の例で伝えたかったのは、プレスリリースで最も重要なのは結局、発表する中身だということです。

お刺身定食と同じです。素材がすべて。

上記の架空のプレスリリースは情報が極端に少ないですが、足りない情報は記者が後で勝手に取材してくれます。

「中身が大事だということぐらい、言われなくても分かってる」という声も聞こえてきそうです。

ですが、ではどうすればいいのか、という答えを知っている人はどれだけいるでしょうか?

結局、新鮮味がない新商品や新サービスのプレスリリースを「まあこんな感じかな」とアリバイ作り程度にこしらえて、マスコミにばらまいているだけになっていませんか?

プレスリリースをメディアに取り上げさせるには、形だけ整ったプレスリリースをつくってもダメです。

プレスリリースをマスコミに取り上げさせよう 必勝法まとめました

プレスリリースを作るのも、記事を書くのも、しょせん人。実際問題として裏技、寝技のようなものも時には有効です。

マスコミの記者がどのようなものを好み、どのようなことを嫌うのか、といったことを学ぶことも大切。敵を知らなければ戦術の立てようがないですよね。

別のカテゴリーで、キレイごとでは済まされない業界の実情や裏話、マスコミの本音を隠すことなく紹介しています。

企業の広報担当など、プレスリリースを扱う方は、きっと参考になると思うので、併せてご参照ください。

リンクを貼っておきます。


併せて読みたい プレスリリース必勝法シリーズ(5回シリーズ)

プレスリリース必勝法① 「ニュースはありますか?」 元新聞記者が解説 広報必読の裏技&ノウハウ

プレスリリース必勝法② 「記者が嫌うもの」 元新聞記者が解説 広報必読の裏技&ノウハウ

プレスリリース必勝法③ 「誰に向けて書いている?」 元新聞記者が解説 広報必読の裏技&ノウハウ

プレスリリース必勝法④ 「マスコミが好むコンテンツ&キーワード」 元新聞記者が解説 広報必読の裏技&ノウハウ

プレスリリース必勝法⑤ 「マスコミが嫌うコンテンツ&キーワード」 元新聞記者が解説 広報必読の裏技&ノウハウ

 

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