ビジネスプランコンテスト落選! ~ライター起業@五島列島①~

離島でのライター起業を決断 しかし出鼻をくじかれる

2017年2月15日。

スマホに一通のメールが届きました。タイトルは「【ご連絡】ビジネスプランコンテスト結果について」。

長崎県内で起業を目指す人が、事業案を競い合うコンクール。主催は長崎県で、僕も応募していました。

「さすがにね、一次審査ぐらいは通りますよ」
「二次審査はプレゼンか……。ぼちぼち準備しようか」

応募書類はそれなりに書けた気もしていましたし、それなりに自信。

さて、とりあえず「吉報」を確認するか。
ゆうゆうとメールを開封したところ――。

「今回は残念な結果になりました」

!!
目に飛び込んできたのは「悲報」。

移住先の離島・五島列島で、フリーライターとして起業するぞ! と意気込んでいた矢先。

完全に出鼻をくじかれました。

会社を辞め五島列島に移住 地域おこし協力隊に

はじめまして。長崎県・五島列島在住、ライター事務所「つむぎや」のアキラ(@510tsumugiya)です。

まずは簡単に自己紹介。

2015年夏。会社を辞め、妻と二人で関東から五島列島・新上五島町に移住。

町役場に籍を置きながら、まちおこし活動を手がける「地域おこし協力隊」として働いてきました。

協力隊の任期は3年で、延長はありません。

ちなみに会社を辞めたのが40歳のとき。四十にして惑う。しかも結婚翌年です。いろいろ言われましたが、その話はまた別の機会に。

協力隊の任期は2018年春まで。

その後は野に放たれることが決まっているので、2016年ごろから任期後の身の振り方を真剣に考え始めました。

結果、島に残って起業することを決断!

もともと文章を書く仕事をしていたこともあり、フリーランスのライターに挑戦することにしました。

この経緯は、「もう一度ペンを握りたい 背中を押した男性の涙 ~ライター起業@離島④~」で詳しく触れています。よろしければ、ご参照ください。

人生初の事業計画(もどき)作りに着手

ビジネスプランコンテストに応募したのは2016年末。

そんなコンテストがあることすら知らなかったんですが、ある日、別の事業で起業を目指している妻が「考えをまとめるために応募する」と言い出したので、つられて僕も着手。

「最優秀賞 副賞30万円」につられたことは否定しません。

次点の「優秀賞 副賞10万円」あたりを本気で狙っていました。

コンテストには、簡易版事業計画書のような専用の応募用紙がありました。

まったく知らなかったんですが世の中、起業するのであれば事業計画ぐらい作るのがあたり前なんですね。普通に考えれば、そうなんですが。

ずっと会社員だったので正直、そんな知識すらありませんでした。

何を書けばいいのか。さっそく県のHPから応募用紙をダウンロードします。

「本ビジネスプランを始めようと考えたきっかけ」
「商品・サービス及びその機能・特徴」

このあたりは、いかにも聞かれそうな内容ですよね。さらに目を通します。

「プランの新規性・独自性(競合との比較を含む)」
「課題、リスク、不足している資源およびその対処法」

回答がパッとは思い浮かばない項目。ちょっと不安が……。ライターとしての独自性? 何かあるかな?

「事業計画及び資金計画」

売上高、原価、販売費および一般管理費……。これは完全に苦手分野! イッパンカンリヒ……って?

一ヵ月間ほどかけて、悪戦苦闘しながら事業計画(もどき)を書いて提出。

しかし、一次審査であえなく撃沈。起業に向け勢いをつけるはずが、かえって不安をかきたてる結果となりました。

起業、大丈夫なんだろうか。
離島でライター。さえないのかな……。

後日、審査員の論評を教えていただきました。これを聞かないと、ある意味応募した意味がないです。

ポイントをまとめると「個人事業としての実現性は高いが、その後の展開が不明確」とのこと。

コンテスト的には、右肩上がり的な、事業を拡大する青写真が必要だと思ったので、中期的にはほかのクリエーターと連携し新しいことに取り組む方針を盛り込みました。

が、プランが甘かったようです。

ある人からは「個人でのライター起業って、そもそもビジネスプランコンテスト向きじゃないよね……」との指摘も受けました。

コンテストって、やっぱり大きな夢が描けていないとおもしろくありません。

「過疎地域のお年寄りが主役の新規事業!」とか「観光客と地元住民が交流できる場所をつくる!」とか。

または、思い切り実利的もしくは斬新なもの、でしょうか。

その点ライター起業って、確かに温度が低いですよね。そう気付くも、あとの祭り。こんな風に、いいわけがましく自分に言い聞かせていました……。

一方、妻は「優秀賞」を獲得し、僕が狙っていた「副賞10万円」をゲット!

妻も事業計画作りに苦労しているのを横目で見ていたので、これは素直にうれしかったです。

起業プラン 否定された後どうするか

いつ、どこで聞いたのか、だれが話していたのか覚えていませんが、コンテスト落選後、この言葉を、ふと思い出しました。

「否定された後、どうするか」

君のビジネスプランはダメだと言われ「なに! 審査員は見る目がない!」と逆ギレすればサッパリはするけれど、サッパリするだけ。何も残りません。

サッパリするだけでは、島で食ってはいけません。

落選を機に「ライター起業@離島」を、真剣に考えられるようになりました。

ビジネスプランコンテストの類は、いろいろな団体が実施しています。

起業を考えている方は、頭の整理のためにも、ぜひ挑戦して欲しいと思います!


併せてお読みください!

離島起業について掘り下げた
「離島起業の可能性を探る ~ライター起業@五島列島②~」
「世界遺産、移住ブーム、国境離島新法の波に乗れ ~ライター起業@五島列島③~」

もう一度ペンを握りライターになろうと思ったきっかけ
「もう一度ペンを握りたい 背中を押した男性の涙 ~ライター起業@五島列島④~」

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